禅僧の 公案にも似し 犬寝相

最近の日本の都会では野良犬を見ることは少ないが、南の国々では
大変に多い。犬たちは「いる」というより「落ちている」感じである。
観光地でもこの有様で、旅行の出発前に狂犬病の注意など受けていると
おっかなびっくりで、そっとそばを通ることになる。

何しろ暑い、暑い!
犬たちも暑さに耐えかねて体を冷やしているのだがその姿は無心。

見ているこちらが何か難題を突き付けられているような気になる。

そんなわけで以下の様に「托鉢」に出かけている犬をみるとほっとする。
忙しく働く人たちが、時折、魚や肉の小片をさりげなく投げてやる姿は
なおさらほっとするものだった。