散りてなお 桜の花である 時間

しずこころ ありてなお散る 桜かな



今年も花の季節が終わった
散り敷いた花びらが桜のそれであることを示す期間も短い

満開の桜木でその他多勢に甘んじていた花びら達が
一瞬の個性を見せる

そして土に還ってゆく 
 



最近、以下のような句の存在を知った

散る桜舎利の色して地に還る
作者 作山泰一
掲載誌  沖 2001年
 

共通した心情の句に共感した